フレッツ光ギガコラボ

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若かりし頃の失敗

失敗

私はもともとインターネットというよりパソコンに興味のある人間でした。学生の頃、親が購入してきた薄灰色のブラウン管型モニターと大型の本体がリビングに設置され、当時はワクワクしながらインターネットサーフィンを楽しんだものです。

 

それから10年あまりの月日が過ぎ、実家を出る日がやってきました。その時にはもう私にとってパソコンは生活必需品の1つでしたので、思い切って自分用のパソコンを買うことに。初めて結ぶ賃貸借契約、電気・ガス・水道・インターネットの契約、色々と初めての経験に苦戦することも多かったですが、そんな数ある障害の中で最も失敗したと自負していることが「フレッツ光ギガコラボ」の契約でしたね。

 

フレッツ光ギガコラボとは、本来インターネット回線の契約をするためには、回線提供社であるフレッツ光とそれを中継してくれるプロバイダ事業者の双方に申し込みの手続きをする必要があり、同じく双方に対して料金を支払う必要もありました。しかし、これを一本化することでお客様の手続きに対する負担だけでなく、料金自体も軽減してしまおうという夢のようなプランだったのです。

 

一見すると何の問題もない合理的なプランに見えることでしょう。ですから、当時の若かりし頃の私は、迷うことなくフレッツ光ギガコラボに申込みをしてしまったのです。

問題の始まり

動画視聴

当時のフレッツ光ギガコラボの料金は、プロバイダ料金込みで、たしか4,500円程度だったかと思います。一人暮らしを始めるに当たり、インターネット通信費が安いに越したことはないと考えていましたので、当時の私は何の疑問も持たずに日々の生活の中でネットを使っておりました。しかし、間もなくして、ある問題に直面します。

 

仕事から帰ってきた私は、早速パソコンの電源を付けてYouTubeに投稿されている動画を視聴しようとしたのですが、どうにも調子が悪い。いつもなら何の不快下院を感じることもなく動画をスムーズに視聴することができるはずが、その日は、なぜか終始プツプツと映像が止まってしまいます。「回線が混雑しているのだろうか。」そう考えた私は、一旦動画の視聴を止めて、後日改めてYouTubeのサイトへとアクセス。しかし、それでもプツプツと止まってしまう現象は治っていませんでした。

 

「それでは、画質を下げたら改善されるのだろうか?」そう考えた私は、動画の画質を最高から標準へと落とします。しかし、プツプツは少し頻度が減るだけで根本的に改善されません。それを見た私は、さらに画質を下げ、最低画質へと試しに切り替えてみました。最低画質と言うと動画によってそれぞれ設定が異なるのですが、その時見ていた動画の最低画質は、それはそれは酷いもので、画面全体ににモヤモヤとしたモザイクがかかっているかのようなそんなレベルの画質だったのです。

 

この画質ではとても動画を見る意味などないと、そんな風にすら思えてしまう代物。しかし、なんと、そのような最低画質でさえも、映像がプツプツと止まってしまう現象が起きていたのです。パソコンは比較的性能の良いものを購入していましたので、これは明らかに回線側の問題あると考え、「もしこの混雑する時間帯にだけ問題が起きるのであれば、回線業者に改善してもらうように連絡しよう。」そう考えて、実際に後日改めて別の時間帯に検証してみることにしました。

 

その結果、やはりゴールデンタイムなどの混雑する時間帯に限り、まともに動画を視聴することできる回線速度が維持されていないことが判明。インターネット通信速度を測定できるサイトで調べてみた結果、なんとゴールデンタイムの通信速度はたったの1Mbpsでした。これでは動画の視聴どころか、ネットサーフィンにすら悪影響が出てしまいます。

 

あまりの結果に苛立ちを覚えた当時の私は、後日、休みの日の昼にフレッツ光の窓口へとクレームの電話を入れました。

フレッツ光は悪くない?

疑問

「申し訳ございません。」私のクレームに関して真っ先に対応スタッフから出てきた発言は謝罪の言葉でした。そして、混雑する時間帯の補強に関しては現在もなお進めているということと、今すぐには改善されるものではないため、時間が掛かってしまうということを聞かされました。そして、これは回線を提供している業者の都合だけではなく、プロバイダ側の問題のせいで起こる現象でもあるということ。

 

ある種、言い訳のように聞こえてしまうかもしれませんが、その時の私は一度冷静になり、このような問題が発生した時、回線事業者とプロバイダ側、果たしてどちらに非があることが多いのかをインターネットで調べてみることに。すると、そこで衝撃の事実が発覚したのです。

 

私と同じような被害に遭遇している方は物凄い数いらっしゃるようで、フレッツ光ギガコラボに要注意するよう発言されている方が多数存在しました。というのも、フレッツ光ギガコラボの実態は、たくさんのユーザーを格安の低品質なプロバイダに契約させることで、一気に大量の契約を獲得しようとする新しく誕生した無名業者の戦略だったのです。

 

おかげさまでまんまと料金の罠にはまってしまった私は、その後すぐにフレッツ光ギガコラボを解約することにしました。そして、改めてフレッツ光で契約をおこない、プロバイダは自分で選択するようにしたのです。毎月の料金に関しては1,000円ほど上がってしまいましたが、日々のインターネット通信速度は大幅に回線され、YouTubeの動画を視聴する分には何の問題もないレベルにまで改善させることができました。

 

また、その時にはもう光ギガコラボの解約者に対する補填対応がされている時代でしたので、私は1円も違約金を支払うことなくまともなインターネット回線を手に入れることができたのです。

 

さて、この問題、果たして悪いのは誰でしょうか?

 

何も調べずにインターネットの契約をした消費者である私に非があるのか?それとも、コラボ先のプロバイダ業者の回線クオリティをしっかりと確認していなかったフレッツ光が悪いのか?あるいは、諸悪の根源である無名のプロバイダ業者だけが悪いのでしょうか?

 

大切なことは何か?

答え

長々と昔話をしてしまいました。当時の私はパソコンに関する知識は多少ありましたが、インターネット回線業者に関しては全くの素人であり、今では、「明らかに舐めていた」と反省しております。もちろん悪いのは悪質な業者であるプロバイダ側なのですが、これは私がまず「料金の安さ」に注視し、未然に防ぐことができる被害だったと考えています。

 

安かろう悪かろうと日本ではよく言われますが、実際のところ料金を下げることができるということは、何かをそぎ落とすという行為をしている証拠でもあるのです。「なぜここまで安くできるんだろう。今まではできなかったのに。」こんな疑問を抱くことができれば、きっと面倒な手続きや連絡、不快感による度重なるストレス、これらを何度も経験しなくて済んだのではないでしょうか。

 

インターネット回線の選択肢は非常に豊富です。携帯電話の回線1つとっても、キャリアによってプランの料金や内容が異なりますし、固定回線やWiMAXなど複数の種類が存在するのもまた事実です。

 

大切なのは、消費者自らがインターネットを使って回線業者を吟味し、なるべく失敗しないための賢い選択をすることなのではないでしょうか?

 

私が若かりし頃の失敗から得た知識はこれです。インターネットには無数の知識が散りばめられており、本人がその気になればどんな情報でも手に入るでしょう。あなたも、せっかくこのサイトに辿り着くことができたのですから、これを機会に、ぜひ一度、インターネット回線の選び方について真剣に考えてみてはいかがでしょうか。

 

毎月1GBしか通信をしない人、毎月何十GBもデータ通信をおこないたい人。それぞれで選ぶべき業者は全く異なります。同じ目的で業者を選んだとしても、年間およそ1万円以上も損をする人もいれば、その逆もまた然り。自分がどんな目に遭うかは、自分自身の選択が決めていると言っても過言ではないかもしれませんね。

 

今では、当時の失敗について、私は良い経験をしたと思っています。